為替取引で利益を得たらどうする?税金について

一般的に為替取引と言われるのが外国通貨の売買を行う、FX=外国為替証拠金取引です。FX取引をして利益を得た場合は税金を納める義務が発生します。サラリーマンなら給与所得で得た収入は、会社側が自動的に年末調整の処理をしてくれるので自ら確定申告をしに税務署に出向く必要なく税金を納めることができますが、FX(為替取引)の場合はどうなるのでしょうか。


FXで得た収入は「雑所得」扱い、確定申告が必要!

FXで得た利益は所得の一部「雑所得」とみなされます。そのため税務署に出向き確定申告をする必要があります。面倒だと思うかもしれませんが確定申告することによって逆に税金を節約できるパターンもありますし、確定申告をしなくてもよい(税金を納めなくてもいい)例外もありますので、税金についてはしっかり知っておくべき情報です。


課税の対象となるケース

サラリーマンなど給与所得がある人で、FX取引による利益が20万円を超える場合は確定申告が必要です。また、給与所得がない主婦や学生などでFXによる利益が38万円を超える場合も同じく確定申告の対象となります。


税率は?

平成25年よりFXの税率は一律20%となりました。それ以前は所得税のように累進課税で計算されていましたので、収入が多ければ多いほど税金は高くなるという構図でした。しかし税制度の見直しでFXで得た利益に対しては一律の課税率となったのでかなり優遇改善されたといえます。


損をしていても確定申告した方が良い?

FXでの収益が20万円を超えない場合は確定申告の必要はなく、税金を納める義務はありませんが、「最大で過去3年間の損失繰越ができる」というFXならではの節税対策については知っておいて損はありません。例えば1年目は30万円の赤字を出してしまったが、2年目には60万円の黒字だったとします。通常なら1年目は確定申告せず税金は0、2年目は利益60万円×20%=12万円の税金が課せられることになりますよね。しかし1年目に確定申告をし損失繰越をしておけば、2年目の黒字60万円から30万円の赤字が引かれ、トータル30万円に対する税額、6万円で済むことになるのです。これがFXでは最大3年間損失繰越ができるので、使わない手はありません。


利益を得るために必要だったモノ・コトを経費申請

FXで60万円の利益を手にするために必要だったインターネット通信費や、情報を集めるために利用した書籍、筆記用具などは必要経費として申請することができます。経費として認められれば、利益からその分を差し引いた額で税金を申告することができるので、節税になります。

面倒だと思っても一度知ってしまえばお得な情報も多い税金のこと、しっかり把握して為替取引に役立てましょう。